奈良でとっても素敵なご飯屋さんを見つけたので紹介したいと思います。
もくじ
・1689年に創業した、マルト醤油醸造所奈良最古の醤油蔵元「マルト醤油」
奈良最古となるマルト醤油は、地元産原材料と天然醸造製法にこだわって、
丁寧に醤油づくりを続けていました。
⾵味豊かなお醤油は皇室御⽤達でもありましたが、⼤戦後、⾷糧難により閉業。
それから70年を経たいま、眠っていた蔵元の再興をかけて、宿として新たに開業。
NIPPONIAマルト醤油 店舗情報
奈良県磯城郡田原本町伊与戸
tel: 0744-32-2064
ー営業時間ー
11:00~12:00 / 16:00~18:00
水曜定休
グーグルナビで向いましたが、中々駐車場が見当たらなく電話で案内して頂きました。
近くの小学校のグランドを右手に真っすぐ行くとすぐに十字路に出るので、
十字路を左折し、また突き当たりを左、そのまま真っすぐで到着。
駐車場は砂利で、5台位は停めれると思います。
のれんをくぐると素敵な庭園。お店は歩いて右側にありました。
部屋は広く、庭園を見ながらお食事出来て贅沢な空間。
個室もあります。
・こだわりの醤油と季節の食材で地域を丸ごと醸し、食する
70年ぶりに地元原材料にこだわって造られた
マルト天然醸造醤油をお料理に使用。復活醤油が楽しみ。
ランチ、ディナーと共にコース料理のみです。
【箍 TAGAコース】醤油&季節野菜を味わう全7品 ¥5.500-
一休.comレストランドリンクmenu
お料理スタートです。
泡醤油
錦糸瓜がそうめん状になっていて、ふわふわの泡醤油を混ぜて頂きます。
糸瓜のシャキシャキ感や珍しいお野菜も入ってて、泡醤油に合います。
生醤油
金目鯛、本鮪、四角豆、白キュウリ、など。
刺身には本来あるはずのワサビがないです。
生醤油を楽しむためでしょうか。
貴重な生醤油はスポイトを使いお好みでかけます。
素材の味を邪魔しないまろやかなお醤油でした。
本鮪は特に美味しかったです。
黒酢醤油
大和高原鶏、青唐辛子、ポリンキー、シメジ、ナス、カラーピーマンが
黒酢醤油で酢豚のような味付けで、コクが出ていて凄く美味しかったです。
ひも唐醤油
サワラのソテーとひも唐醤油【醤油に生の紐唐辛子を漬けたも】のがたっぷりとかかっています。
サワラの身もふっくらして、バターが少しかかっており、風味も良いです。
唐辛子との相性がこんなにいいなんて。
バジルトマト醤油
大和牛ステーキにセミドライトマト、自家菜園のお野菜、紫唐辛子、オリーブズッキーニ
など添えられています。
ステーキの右横にあるのがバジルトマト醤油です。
洋風仕立てのお醤油にお肉、お野菜が合う。
大和牛も柔らかく、旨味が凝縮され、焼き加減も絶妙。
バジルトマト醤油。香りはもちろんですが、凄く美味しくて、さすが醤油蔵元!と納得。
もろみ粕
とうもろこしごはんともろみ粕。つるむらさきと揚げのお味噌汁。
お漬物はキュウリ、白ゴーヤ、昆布です。
とうもろこしご飯お代わり出来ます。もろみ粕はふりかけの様にして食べました。
優しい甘さのとうもろこしご飯に、ほろほろのもろみ粕がまた美味しい。
CHOCO醤油
ショコラテリーヌと白瓜。白瓜はまるで果実のように甘くてびっくり。
ショコラテリーヌは甘じょっぱいと言いますか、凄くいい塩梅で、甘すぎず本当に美味しかったです。
食後のドリンクは紅茶、コーヒーなど選べます。
・まとめ
今回お醤油の蔵元料理を見つけた時、醤油メインのコースは想像がつきませんでした。
食べて納得。
醤油のバリエーションある事に驚き、変わった食材で楽しめ、色んなパターンのお醤油を使ったお料理、雰囲気は非日常を味わえる。醤油については概念が覆されました。
アクセスは良くないけれど、この店に行く価値はあります。
食事しながら贅沢な時間だなぁと実感しました。
日本最古の醤油蔵に宿泊も出来るのでチェックしてみて下さい。
是非みんな行ってみてね!
ではっ!